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尾久を散歩する16

今日は「すみだ川」の話をします。
すみだ川沿いの散歩道も毎日歩いている散歩コースの一部です。
初めて見たすみだ川の印象は素直に「汚いな」と思いました。
川の色は小学生の頃、図画の授業の最後にバケツに集めた水を思い出させるような色です。
ですが、魚はいるんですよ。
川面を飛び跳ねる大きな魚を見ることができるほどですから。
釣りを楽しんでいる人も珍しくありません。
良く見ると、小さな魚群が川の端を泳いでいることもあります。
「これでも一時期よりはずいぶんと綺麗になった」と地元の方が話をしていました。
「以前は川底から異臭を放つ泡がブクブクと出ていた」とも教えてくれました。
今は異臭まではしないせいでしょうか、たくさんの人が散歩コースとして利用しています。
ですから、だんだん良くなってきた、そして、これからも綺麗になりつつある川と私は理解しています。

毎日見ているすみだ川ですが、ある日、不思議な事に気がついたのです。
川の流れがゆったりなのですが、右から左に流れたり、左から右に流れたりしてるんですよ。
自分で自分の事を言うのも照れますが、ここまで観察している人はあまりいないでしょ。
川は上流から下流に流れるはずなのですが。
すみだ川を見る直前は「今日はどっちの方向に流れているのかな」と思いながら川面を見ます。
この話を地元の方に訪ねてみたところ、さすが、長年住んでいる方は、よくご存知で。
「東京湾の満ち引きが原因だ」とズバリ指摘されました。
私も、おもわず「なるほど」と納得してしまいました。

私は生まれてから高校生まで、北海道の夕張に住んでいました。
炭鉱で活気があった夕張が、今は破産の街で有名になってしまったのは残念でしかたがありません。
幼い時から見ていた夕張の川の色は濃い茶色でした。
こうなると、自然うんぬん以前の問題でしょう。
魚などは無であり、釣りをしている人もいません。
なんと、採掘した石炭を川で洗っていたのです。
汚い川は当然であり、石炭産業ゆえのことであり、当時「川をきれいにしよう運動」が起きたような記憶もありません。
街のすべての人達が、茶色の川を普通と思い、意にも止めていませんでした。
そして、石炭産業が衰退するにつれて、川が徐々に綺麗になっていきました。
むしろ、元に戻っていったと言うべきでしょう。
たまに、夕張の親戚の家へ行きます。
夕張の川の色は、今なら、すみだ川よりも澄んだ色になっていると思います。
もはや、昔の面影はありません。
人の住まなくなった街は、訪れる毎に、街全体が自然に戻っていく印象を受けます。

今日は思い出に浸ってしまいました。

それでは、また明日
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